炭と珈琲

七輪焙煎:炭と珈琲が織りなすドラマ

琥珀色に染まる日々:自家製カルーア

七輪焙煎では基本一杯分のコーヒーを焙煎。

もっとたくさんの豆をいることもできますが、そうすると豆の表情が見えにくい。

一粒一粒をしっかり見守れるのが七輪焙煎の醍醐味です。

この一杯分のコーヒー豆、お酒にするのも楽しい。

コーヒーのお酒といえば、そう、カルアです。

カルーアとは?

コーヒーリキュールの代名詞ともいえるカルア。

つめたいミルクと合わせたカクテル、カルアミルクは不動の人気です。

カルアは1930年代にメキシコのヴェラクルスで生まれました。

コーヒーは古いアラビア語の「カホウア」「カーワ」が語源ですが、「カルア」はそのスラングだそうです。

カルーアの仕込み方

カルアは、サトウキビが原料のラム酒に焙煎したコーヒー豆を4週間漬け込んで作っています。

これなら、お家でも真似できる。

ラム酒よりさっぱりと、今回はホワイトリカーを使って仕込みました。

仕込んでから約1週間の写真です。

最初は上に浮かんでいたコーヒー豆が少しずつ降臨。

そして、お酒は日々琥珀色に染まっていきます。

コーヒーの香りを封じ込めておけるのも、自家製カルアのうれしいボーナス。

毎日眺めて、あきることがありません。

カルーアの使い方

カルーアのカクテル

公式サイトには、それはたくさんのカルーアを使ったレシピが載っています。

定番をみてみると、エスプレッソマティーニ、ホワイトロシアン、ブラックロシアン、マッドスライド、ウオッカエスプレッソ。上段はすべて、ウオッカをミックスしたカクテルでした。

カルーアのアルコール度数は20%。

さらにウオッカを入れて濃くするのが人気なんですね。

もう一つ驚いたのが、英語の公式サイトにはカルーアミルクがない!

日本語のサイトをみるとのっていました。

氷を入れたグラスに、カルーアと牛乳を1:3の割合で注いで軽く混ぜる。

カルーアデザート

カルーアデザートのレシピも載っている日本語サイト。

一際目を引いたのが、カルーアクッキーアイスクリームです。

バニラアイスに、カカオ80%以上のダークチョコレート、チョコチップクッキーを混ぜて冷やしかため、カルーアをたっぷりかける。夏の夜にぴったりとありますが、すぐにでも試したくなる、心躍る組み合わせです。

おわりに

カルーアクッキーアイスクリーム。

今仕込んでいるカルーアでと思いましたが、ラム酒ベースのほうが合いそうな気がしてきます。ラム酒カルーア、仕込まないと。

<参考資料>Kahlua, https://www.kahlua.com/en-us/サントリーhttps://www.kahlua-net.com/recipe/