コーヒーソムリエ試験、9項目は「ラテアート」。
エスプレッソのクレマの茶に
フォームドミルクの白のコントラストが美しいラテアート。
ピッチャーでミルクを注ぎながら、カフェラテやカプチーノにハートやチューリップなどの図柄を描きます。
フォームドミルク
フォームドミルクは、エスプレッソマシン付属のスチーマーで泡立てる。
なめらかさが大切。
理想は、ミルクの表面に光沢が輝くほどきめ細かく、泡が均一な状態。
最終的なミルクの最適温度は60~65度。
エスプレッソのクレマによってミルクが浮く効果をいかし、抽出後手早く描くのがポイント!
フォームドミルクの作り方
- スチームのノズルを空吹かしして余計な水分を抜く
- ミルクを入れたピッチャーにノズルを差し泡立てる
- ミルクが泡立ったら、蒸気の勢いを利用してミルクを攪拌する
- ノズルを空吹かししてミルクを外に出す
- ピッチャーを大きく回し泡と液体を一体化させる
良いクレマとは?
コーヒースプーンの背でコーヒーの泡のボリュームをチェック。
厚さが1㎝以上で、弾力のあるクリーミーな質感であればOK。
ハートの描き方
- ピッチャーを高く持ち上げて、カップの中央にミルクを注ぐ。
- カップの中の液体が半分まできたら、ピッチャーを近づける。
- ミルクの白い円が浮かび上がったら、ピッチャーを軽く左右にふってミルクを広げる。
- ピッチャーを上に起こしながらミルクを細くして、円の中心を切るように手前から奥へと動かす。
<参考資料>西東社編集部, 2017「極める愉しむ珈琲事典」西東社, チュング‐レング トラン, セバスチャン・ラシヌー, 2017「コーヒーは楽しい!」パイインターナショナル